捨て犬

昨日の件が気にかかり、サンクのお披露目も兼ねて不動産屋へ行ってきました。
自分がやってしまった事の報告や、下の部屋の方への謝罪について相談を
してきました。
特にお叱りの電話は入っていないということを聞き、また第三者に事情を伝えた事で
少し気分が落ち着きました。
それまでは何だか生きた心地がしませんでした。

不動産にお勤めの方々はサンクにとても優しく接してくれて、
提出用の写真も先方で撮影してくれたので助かりました。
今まで少しコワい方かな、と思っていた我家の物件の担当の方が
大の犬好きということが判明。
ずっとサンクのことを構ってくれていました。
ご自宅でも、捨て犬を里子に迎えて飼われていると聞き、素敵な人だと思いました。

ワタシも捨て犬に遭遇したことがあります。
4月末にオープンしたドッグランに人間だけで遊びに行った帰り道、
道路脇に動くモノを目が捕らえました。
戻ってみると、段ボールの横に茶色の子犬。
愛想いっぱい振りまいて見つめてくるその子を置いてくる気にはなれず、
水等を与える為に一緒に連れて帰りました。
ただ、次の日の早朝から旅行も控えていたので飼う訳にもいかず、
たまたま通りかかったお隣さんに聞き、里親探しをしてくれるペットショップを
紹介してもらいました。

すぐに電話をして説明を聞き、近くの動物病院でワクチンを接種させてから連れて行きました。
わずか2時間程の間でしたがずっと抱いていた為に情も移っていて、
手放すのは本当に悩みました。
ずっと飼っていたはずの飼い主は何故捨てるなんていう残酷な事が出来たのか
わかりません。やり場のない怒りがフツフツと沸いていました。
「子犬を産ませたくないのなら、ちゃんと避妊手術をさせて下さい！」
と、新聞に投稿しようとも思いましたが、まだしていません。

店員さんに「どうしても心配だから里親が見つかったら連絡を下さい」とお願いしたところ、
その日のうちに連絡が入りました。
お子さん連れの優しそうな家族に迎えられたと聞いて安心しました。

あれ以来、茶色のフサ毛の犬を見ると「タロウかな？！」と振り返っています。
同じ町内に住んでいるというのでいつか会える日を心待ちしているサンクのボスなのでした。

今日のサンク　：　体重3.7キロ　食事量140グラム
　　　　　　　　　　　今日もウンチが軟らかかったのでフードをふやかして与える。